北陸三県で新入社員公開セミナーの基調講演で、ゲストスピーカーとして、講演してきました。
対象は、地元企業で働く新社会人の方々。
各地域、400名が入る会場は圧巻の広さ。
（富山会場）



（福井会場）



（金沢会場）



空気を掴むのが難しい横幅が広い会場での講演も、希望に満ち溢れた彼らの笑顔のおかげで、会場一体となった講演になりました。
新社会人。
彼らは、社会や会社に先入観というものがまだない状態です。
どうしても３年目、５年目、１０年目と月日が流れていくうちに、はじめは真新しく見えてたものが、
「慣れ」
が原因で物事、考え方が凝り固まってしまいがちです。
いわゆる考えること、判断すること、を放棄して固定概念で動いていってしまう。
これは、非常に危険なことで、金融にしても人間関係にしても、この先入観に囚われて、思考停止になり、本質が見えなくなってくる。
見えなくなるというか、見なくなってくるといった方が、いいかもしれないですね。
“固定概念に囚われると、その場の臨機応変に判断する“
常に、多角的に物事を見ることが、自身の発想力アップになり、企業全体の活性化にもつながります。
一方、アメリカの高級デパートチェーンのノードストロムの従業員用のハンドブックには、こういう規則が書かれている。
「どんな状況下でもお客様に対して、自分のベストの判断で行動しなさい。それ以外の規則はありません。」
と。
今回、お会いした新社会人の皆さんが、これからも先入観というものに囚われず、多角的に物事を見て、
今、持っている素晴らしい発想力をバンバン伸ばしていってほしい、と切に願います。
”慣れが一番の敵”
富山の新入社員の来てくれた皆さん、ありがとうございました(^_-)