2007年12月年末腹部に激痛が走りました。
食後30分後に痛くなり始めて、徐々に痛みが大きくなり、どんな体勢をとっても痛みが大きくなって、最終的にのた打ち回っていました。今まで味わったことのない内臓を握りつぶす感じでした。
3,40分したら次第に治まっていきました。
その日の食事は寄せ鍋で、僕一人がそういう症状になったのでもちろん食あたりでもないのはわかっていました。
三日後の夕食の後、またあの激痛が走りました。
汗だくになって耐え抜き、翌日の大晦日たまらず病院に行き診てもらうと正月明けの検査ということで、とりあえず痛み止めの薬をもらって帰りました。
お正月は禁酒してカマボコばかり食べて過ごしました。
ご馳走よりもあの痛みには勝てませんでした。
明けて総合病院へ行ってエコーをしてもらうと、
「石やねー胆石あるわ」と言われもう少し詳しくCTなどで調べてみると、
「だいぶん大っきいわ、二、三個あるねー胆のうの中に」と説明されました。
「先生、どうしたら・・」
すかさず先生は、「取りましょか。」
「石ですか?」
「いや、胆のうごとです。」
「胆のうですか!?」
「こんな大きかったら薬では溶けないし、取ったほうが早いよ」
「(いや、早さで言われても)・・取っても先生、大丈夫ですか?」
「大丈夫、大丈夫。胆のうは別にもともと要らんものやからね。」
「・・・・・。」(いや、要らんもんわざわざ作らんやろー神様は!)
「どうします?」
「どうしましょかねー・・」
「今はみんな取ってますよ。」
(そうかー今は取ってんねや。いやいや流行りみたいに言われてもー)
「どうします!?」
先生がちょっと急かし気味になってきたように感じました。
今日は正月明けですごい混んでるから後がつかえてるんやと思って、パッと横を見たら看護士さんがジーとにらむ様に僕を見ていたので取り敢えず病院を後にしました。
大丈夫かなぁー今は取ってるって言われてもなー今も江戸時代も胆のうは胆のうやからなぁと思いながら家に帰りました。