2010年2月19日
今日は、
『吉本興業 × 同志社大学 京都プロジェクト』
の第一回目です。
そこでのイベント、
『よしもと式研修プログラム』
の講師として行ってきました。
舞台は、同志社大学 今出川キャンパスの
重要文化財にもなっている【クラーク記念館】です。
研修プログラムは、
「チームであいうえお作文」
「あ・い・う・え・お」の頭文字で文をつなげて、
最後の「お」でオチを付ける言葉遊びです。
ということで、
落語家
「桂三風」さんをゲストにお迎えし、
まずはお手本を見せていただきました。
『あかさたなの何行でもできますよ!』
と三風さんが言うと、
男子学生から、
「だ行、お願いします!」
『だ・・だ行・・ね・・。」
と困った三風さんを見て、
会場はドッと笑いが起こりました。
しかし、さすがはプロ!
即興で答えていただきました。
その後、生徒さん達は、即席チームでネタ作り。
「ど・う・し・し・や」の5文字で、
”宝くじが当たった!人の為になる使い道を考えて下さい”
というお題。
そして、発表。
TVのカメラマンさんや記者の方、
関係者の方々がズラーッと周りを囲むという、
普通でも緊張する舞台ですが、
さすが、同志社大学!
皆さん積極的にボケていただき、
会場の【クラーク記念館】はまさに「笑いの渦」。
いやー僕もやってて楽しかったです。
この「チームであいうえお作文」というのは、
もちろん、ただの遊びではないです。
一人一文字ずつ担当し、
誰が”フリ担当”なのか、
“オチ担当”なのか役割分担を
話し合って決めてもらいます。
その時に、
お互いのキャラクターやセンスなど見極めて、
自己主張したり譲り合ったりする事で、
自然とコミュニケ-ションが生まれます。
そして、発表の時は、
うまく次の人につないでいかなあかん、という役割と、
きれいにつないでくれたことを、オトさなあかんという役割。
それぞれの役割を徹するという事で、
自ずとチームワーク力も培われるという事です。
その他にも、アドリブ力や表現力など、
たくさんの要素を含んでいます。
この経験によって、新たな自分を発見して、
今後、
何事にも自信を持ってチャレンジしていただきたいと思います。
同志社大学の皆様、ありがとうございました!