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「笑」

  僕が二丁目劇場で漫才をしてる時、「ワチャチャライブJr」というのが月2回程ありました。いわゆる虎の穴形式のオーディションです。毎回50組程の若手が本物のお客さんの前でネタをして二階に審査員の方が居られるんですけど、ネタの途中でもダメだったら、「ズドドーン」と音が流れてその時点で若手は「ありがとうございました」と言いながらはけて行き合格だったら 「チャラッチャッチャッチャラー」と軽快な音が鳴り1週勝ち抜きというライブで5週勝ち抜いたら「ワチャチャライブ」にレギュラーとして出演できるというものでした。舞台裏ではどの組も必死にネタ合わせをして舞台から「チャラッチャッチャッチャラー」という音が聞こえるとより一層気合を入れて練習をしてました。いざ舞台に出ると不合格の音が鳴り2週間考えて練習したネタが1分ぐらいで終わりました。1日に3,4組位しか合格者が出なく5週勝ち抜くのに2,3年かかると言われるくらい過酷なものでした。僕も2年半くらい経って5週目の合格音が鳴った時、舞台袖で思い切りガッツポーズしたのは今でも覚えています。今思うと、笑いに対して必死に一生懸命、そして前向きに取り組んだ貴重な経験をしたと思っています。 この気持ちを忘れずに今後も仕事に取り組んでいきたいと思います。そして何よりも良かったのが5週目の合格音を押してくれた審査員の橋本昌人さん(放送作家)とは10年経った今でも仕事上や家族ぐるみでお付き合いさせていただいてるということです。今後も「笑いとお金」に関連するお仕事を一緒に展開していきたいと話しています。

                   「守」

2008年4月から娘が幼稚園に入園します。
考えたら長かったような短かったような感じがしますが出産に立ち合った時のことは今でも覚えています。

2004年4月午前8時8分子供が生まれた。
僕と嫁の初めての子供が生まれた。
立ち合いをした。あんなに壮絶なものだとは思わなかった。
声を上げ嘔吐をしながら、何度も何度も力んだ。いつまで続くんだろう?ゴールはあるのか?本当に長い時間力んだ。頭が出た時、涙がこみ上げてきた。嫁はどこに残っていたんだろうというぐらいの最後の力を振り絞り力んだ。
「おぎゃー」と物凄い大きく、たくましく、力強い声で赤ん坊が泣いた。助産婦さんが嫁の胸に抱かすと赤ん坊は泣きやんだ。その瞬間あんなに苦しそうな顔の嫁が見たことの無い笑顔で笑った。「ごめんね、時間かかって」と母の顔で笑った。僕は嫁の手を取って思い切り泣いた。お疲れ、ほんまお疲れな
一生忘れられないこの生命の重さ。
俺は全力をあげてこの
を守っていく!

                               

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「石」

2007年12月年末腹部に激痛が走りました。食後30分後に痛くなり始めて、徐々に痛みが大きくなり、どんな体勢をとっても痛みが大きくなって、最終的にのた打ち回っていました。今まで味わったことのない内臓を握りつぶす感じでした。3,40分したら次第に治まっていきました。その日の食事は寄せ鍋で、僕一人がそういう症状になったのでもちろん食あたりでもないのはわかっていました。三日後の夕食の後、またあの激痛が走りました。汗だくになって耐え抜き、翌日の大晦日たまらず病院に行き診てもらうと正月明けの検査ということで、とりあえず痛み止めの薬をもらって帰りました。お正月は禁酒してカマボコばかり食べて過ごしました。ご馳走よりもあの痛みには勝てませんでした。明けて総合病院へ行ってエコーをしてもらうと、

「石やねー胆石あるわ」と言われもう少し詳しくCTなどで調べてみると、

「だいぶん大っきいわ、二、三個あるねー胆のうの中に」と説明されました。

「先生、どうしたら・・」

すかさず先生は、「取りましょか。」

「石ですか?」

「いや、胆のうごとです。」

胆のうですか!?」

「こんな大きかったら薬では溶けないし、取ったほうが早いよ」

(いや、早さで言われても)・・取っても先生、大丈夫ですか?」

「大丈夫、大丈夫。胆のうは別にもともと要らんものやからね。」

「・・・・・。」(いや、要らんもんわざわざ作らんやろー神様は!)

「どうします?」

「どうしましょかねー・・」

「今はみんな取ってますよ。」

(そうかー今は取ってんねや。いやいや流行りみたいに言われてもー)

「どうします!?」

先生がちょっと急かし気味になってきたように感じました。今日は正月明けですごい混んでるから後がつかえてるんやと思って、パッと横を見たら看護士さんがジーとにらむ様に僕を見ていたので取り敢えず病院を後にしました。

大丈夫かなぁー今は取ってるって言われてもなー今も江戸時代も胆のう胆のうやからなぁと思いながら家に帰りました。

                              

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「術」

風はまだ冷たいけど太陽が高くなり、春の日差しを思わせる3月の中旬に、僕は手術台に乗っていました。

胆石を知った日から2ヶ月が経ち、いろんな人に相談してまた違う先生にも診てもらった結果、このまま石を置いといても炎症がひどくなり、いつまた激痛がくるかわからない時限爆弾のようで、それからくるストレスなどを考えたら取った方がいいとおっしゃってくれました。それに手術は「腹腔鏡下胆のう摘出術」と言ってお腹に4つの小さな穴をあけ、カメラを挿入して他の3つの穴より胆のうを切除する方法で2時間くらいで終わるらしいです。お腹にメスを入れてあける方法ではないので、回復も早く傷も残らないと言われました。それと病院も紹介してくださったので決断しました。

手術前日、主治医の先生から説明を聞き、麻酔科医の先生から全身麻酔の説明を聞き、夕方、強い下剤を飲み、夜9時に睡眠安定剤を飲んで寝ました。朝6時に看護士さんが来て浣腸をしていきました。もう何にも入ってないぞ。という状態になり、点滴をつけて手術時間の午前9時を待ちました。朝早くから嫁と娘がかけつけてくれて、

娘が「パパ、石あるん?悪い石?」

「おとうちゃん悪い石やっつけてくるわ!」

バンガッテきてな」

「おう、絶対バンガルわな!」

手術時間になり、自分で歩いて手術室に入り手術台に乗りました。

気づいたら嫁と娘が横にいました。

嫁が「お疲れ。終わったよ」

「俺、腹切った?」

「切ってないよ。四箇所の傷口だけ。大きい石やったよ」

「ほんま、よかった。」

喋ると腹部がうずきました。ほんま寝てるだけで手術終わったんや。と思いながらその日はぐっすり寝ました。翌日、先生が「篠原さん、取って良かったですよ。」と僕に石を渡してくれました。見ると直径2.5cmくらいの石が3つと1?ほどの石が4つの合計7個の真っ黒の石でした。どうやったらこんな大きくこんなに硬くなるんだろう、と言う感想でした。

今回の事で、石は口から入る物で作られたものだから今後、食事に気を使っていきたいと思いました。そして何より健康で仕事が出来るのが一番だと改めて思いました。

入院中のベッドからこのコラム書いた3月中旬の出来事です。

                            

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「夢」

「夢」について簡単に書きたいと思います。

僕が大好きなブルーハーツの「夢」という歌に「あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい」という歌詞があります。

「夢」を一言で言えば、常にイメージすることだと思います。ああなりたい、こうなりたいとか、あんな風になった自分、何年後にこうなった自分など常に想いイメージすることによってアクションを起こして前に進んでいくのだと想います。僕はその時々に想ったこと、決意したことなど紙に書くことにしています。自分にプレッシャーをかけるため、特に未来の自分に。というのは3年後、5年後読み返した時に、

「すごいなーオイラこんな事考えてたんや」とか

「熱いなー俺!」

と思った時点で僕は過去の自分に負けたことになると思っています。だからいつも目標を達成したら次の目標と現状に満足せず向上心を持って行動していきたいです。その気持ちは20歳の頃から36歳になった今でも変わっていません。

もちろんこれからも。

                              

                              

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機」

機を見る、機が熟す、機を制す。

「機」は物事の起こるきっかけ。
いわゆる「チャンス」について書きたいと思います。

常に前向きに考え、行動して走っていたら「チャンス」は必ず来ます。

それは、大事な人と会うことだったり、
大事な場が用意されてる日だったり、
大事な事を任されたり、
といろいろな形で訪れてきます。

を制するには今まで培ってきた豊富な経験と知識と自分自身の
『味』が出てきた時にモノにするのだと思います。

それと一番大切なことは「チャンスだ」と認識することだと思います。

「あの時、あーしといたらなー」
と後で考えたらチャンスだったと思うよりも、
「この日はチャンスや」
と前もって把握することによって準備し万全な態勢で迎えられます。

が熟す」を辞書で見ると
「物事をするのに、ちょうどよい時期になる」
と書いてありました。

今、僕の「機」は熟しています。
熟しきって腐らないように一つ一つ「チャンス」を掴んでいきたいです。

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